本
建設人ハンドブック2025年版
建設人ハンドブック(2025年版)がリリースされました。 ざっと眺めると、取り組むべき課題のリストが並んでいる、という印象です。知らなかった新出キーワードも少なくありません。 新型コロナ禍や、人件費・資材費高騰の記述はほ …
牧野 百恵『ジェンダー格差』
2024年5月27日 本
ジェンダー、“文化的・社会的性”に関する男女間の格差に関する、ありがちな、誤った認識、理解を正してくれる本です。世界経済フォーラムが発表する「ジェンダーギャップ・レポート」2023年版の男女平等度ランキングで、日本は14 …
『BCGが読む経営の論点2024』
大企業向けの内容なのでは・・・。 プライシングの章は中小企業の視点で読んでも有益です。 前半4章は、エネルギー構造、生成AI、循環経済、経済安全保障とグローバルサプライチェーンと、4つの論点を扱っています。これらは、既に …
斎藤幸平+松本卓也編『コモンの「自治」論』
2023年12月6日 本
ずいぶん寒くなりましたが、今年、夏の暑さも盛りの頃、学校給食が突然ストップ、というニュースがありました。 給食室もストライキか?と思ったら、そうではなくて、材料費、燃料費高騰で価格転嫁できなくなった“給食提供企業”の倒産 …
東京人 2023年11月号
2023年11月24日 本
ピアノは部屋の中とか、せいぜい発表会の会場で弾くものだと思っていたので、近年のストリートピアノの流行で、人々の往来の多いビルや駅、商店街にピアノが置かれることについて、私は今でも少し違和感を持っています。それでも、ピアノ …
建設人ハンドブック2024年版
建設人ハンドブック(2024年版)がリリースされました。 新型コロナ禍からの本格的な立ち直りを確認すると同時に、グローバル・サプライチェーンを通じたエネルギー価格高騰、資材費高騰、少子化・高齢化による人件費高騰の影響を記 …
坂牛 卓『教養としての建築入門』
2023年10月6日 本
建築って、難しいですよね。美術品のような説明をする人も居れば、歴史から説明する人、純粋に設計とか構造を説明する人、哲学から説明する人、いろいろです。わたし的には、美術から哲学にのめり込む説明が好きなのですが、仕事柄、それ …
今田高俊ほか『核のごみをどうするか』
「核のごみ」について、最近、大きな動きがありました。ひとつは、中国電力が山口県上関町で使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設に向けた調査を開始したこと。もうひとつは、長崎県対馬市で原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核の …
原俊彦『サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る』
2023年8月28日 本
本の内容にしては、控えめなタイトルです。内容から言えば、「人類の終活~絶滅までの今後300年~」あたりが適切かも。少子高齢化、人口減少は世界的規模で進行していて、2050年を過ぎた頃から世界は長期的な人口減少期に突入し、 …
半崎一広『建設業における外国人技能実習生受入れの実態 労働環境整備の重要性』
外国人技能実習制度について、受入事業者の労働環境の問題を論じた本です。外国人労働者の労働衛生とキャリア開発に注意すべき、というのは、技能実習制度に限らず、日本人も含めた労働者全体にとって重要な課題です。外国人労働者を雇用 …