特定技能外国人が働く建設現場で、元請企業に求められる条件についてです。

国土交通省作成の「建設分野における外国人材の受入れ」の6ページに、特定技能外国人の受入企業と元請企業との関係が掲載されています。

建設現場では、元請企業が現場管理の責任を負います。

建設現場で、特定技能外国人が働いている場合、元請企業は無関心でいることはできません。仮に下請企業が受入れている特定技能外国人であったとしても、元請企業は、次の確認が必要です。

・在留・就労の資格
・従事の状況(就労場所、従事させる業務の内容、従事させる期間)

また、元請企業は、特定技能外国人の受入企業である下請企業に対して、建設キャリアアップシステムへの登録状況を確認したり、受入計画の認定証の情報などを確認することができます。

元請企業と下請企業との間で、不正確な知識にもとづいて指導をしたり、受けたりして現場が混乱しないよう、注意が必要ですね。

元請企業が行う指導ガイドラインは、今後、詳細が発表される予定です。