「CM型(ピュア型)の制度的枠組みに関する検討会」(第7回)が令和元年12月10日(火)開催予定。

公共事業の発注者である地方公共団体では、土木・建築職員が減少している。特に小規模な地方公共団体では、今後、発注体制が十分に確保できなくなるおそれがある。
そのような事情から、コンストラクションマネジメント方式(CM方式)等へのニーズが高まっている。
しかし、CM方式には、実施要領や選定基準等について制度的位置づけがなく、その普及が進んでいない。

そこで、国土交通省では、昨年9月に検討会を立ち上げ、この契約方式に精通している学識経験者や実務者の協力を得ながら、制度設計について検討している。

コンストラクションマネジメント(CM) 建設プロジェクトにあたり、設計・発注・施工の各段階において、コンストラクションマネージャーが技術的な中立性を保ちつつ、発注者の業務を補助する契約方式
ピュア型 コンストラクションマネージャーが施工に関するリスクを負わずマネジメント業務を行う方式

詳細:
国土交通省

検討会資料等

(追記)
検討結果は次の通り。

  • 契約約款は、建築、土木で別にせず一本化。
  • 2019年度末に契約約款を含むガイドラインを策定。

詳細:建設通信新聞 2019年12月12日