受入企業が満たすべき基準、義務について、出入国在留管理庁との関係を中心に確認しましょう。

受入企業が満たすべき基準

  1. 外国人と適切な雇用契約を締結すること
  2. 受入企業に法令違反などが無いこと
  3. 外国人を支援する体制が整備されていること
  4. 外国人を支援する計画が適切であること

“外国人を支援する体制”とは、外国人が理解できる言語で支援できることなども含まれます。このような体制を、自社で十分に整備できない場合は、登録支援機関に委託することができます(委託料が発生します)。

受入企業の義務

  1. 外国人と締結した雇用契約を確実に履行すること
  2. 外国人への支援を適切に実施すること
  3. 出入国在留管理庁へ各種届出をすること

このような義務を果たせない場合、外国人の受入れができなくなるほか、出入国在留管理庁から指導、改善命令等を受けることがあります。