IMFが、“類例のない危機、不確実な回復(A Crisis Like No Other, An Uncertain Recovery)”のタイトルで6月の世界経済見通しを発表。
2020年経済成長率予測 | 6月時点 | 4月時点 |
世界 | -4.9% | -3.0% |
日本 | -5.8% | -5.2% |
COVID-19パンデミックの影響は、予想以上に大きく、回復予想は前回予想より鈍化。
回復ペース鈍化の原因
・社会的距離の確保が今年後半も継続
・ロックダウン期間中の経済活動への打撃が予想以上に大
・職場の安全衛生の取組み強化で生産性低下
・金融緩和は現行水準維持
金融市場のセンチメントの回復度合いが実体経済と乖離している可能性に懸念
医療危機や資金不足の解消に向けて、国際協調が必要。
次の分野への取組促進が必要
・環境対策
・感染症危機の再発防止
詳細:
IMF世界経済見通し 2020年6月 改訂見通し
IMF世界経済見通し 2020年4月 「世界経済見通し(WEO)」