経済産業省が「21世紀の『公共』の設計図」(報告書)をリリースしました。

社会ニーズ・価値観の多様化や、デジタル技術の変化を踏まえて、今後公共サービスがどのように供給されるか、これに伴い政府はどのように役割を変えるのかについて、検討されています。

公共と民間とを対立的に考えるのではなく、公共的価値の担い手が、時代や場所によって、政府であったり、家族や地域などの共同体であったり、多様な形があり得ると考えておくのが良さそうです。

個々の社会的な課題について、政府が解決するのが良いのか、共同体が解決するのが良いのか、あるいは両者が役割分担するのが良いのか、社会全体でのコミュニケーション、合意形成手続が重要になりますね。

詳細:経済産業省