東京都が、「事業者向け感染拡大防止ガイドライン」の徹底に向けた取組として、次を明示しました。
1.東京都感染拡大防止チェックシート
2.感染防止徹底宣言ステッカー
■「事業者向け感染拡大防止ガイドライン」は、感染拡大防止の取組み例を列挙しています。
掲載の概要は次の通り
1.各業種に共通の取組み例 (1)利用者向け対策 (2)従業員向け対策 (3)施設環境整備 (4)感染者発生時の対応2.施設の特性に応じた取り組み例 劇場等/集会・展示施設/商業施設/運動施設/遊戯施設/遊興施設/大学・学習塾等/食事提供施設/イベント |
ガイドラインに従った取組について、助成金があります。
■「東京都感染拡大防止チェックシート」は、共通編と、各施設編の構成です。
■「感染防止徹底宣言ステッカー」は、店舗等で掲示することで、お客様が安心して利用できる店舗等であることをアピールできます。
チェックシートをもとに感染防止対策を実施し、オンライン上で申請、取得できます。
<コメント>
東京都は、6月12日の記者会見で、「感染防止徹底宣言ステッカー」取得後の実効性担保について言及していました。
「感染防止徹底宣言ステッカー」を掲示している店舗については、“東京都又はその指示を受けた者が施設を訪問し、感染防止対策について直接確認をさせていただく場合があります”と、東京都の通知にも記載されています。
そのような確認に備えて、チェックシートに従った感染拡大防止対策が実施できていることを証明する仕組みも構築しておく必要があります。
とりあえず「感染防止徹底宣言ステッカー」を申請すれば良い、という安易な取組は、事業経営にダメージを与える可能性があります。
心配な方は、当事務所までご相談ください。>>>ご相談