景気ウォッチャー調査(内閣府5月13日発表)。
景気の現状判断指数(DI)は7.9。前月比6.3ポイント低下で、2か月続けて過去最悪。
建設業に関するコメントは次の通り。
北海道 | 現状 | 企業 | 前年度からの繰越し工事と4月着工の新規受注工事で、新年度前半の工事量が確保できている状況に変わりはない。一方、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一部の現場作業所では工事休止の動きが出てきている。 |
先行き | 企業 | 新型コロナウイルスの影響がほぼ全業種に及んでおり、今後のマイナスの影響は計り知れない(その他サービス業[建設機械レンタル])。 | |
東北 | 現状 | 企業 | 客の設備投資は減少傾向にあるが、3か月前と比較して大きく落ち込んでいるとまではいえない。 |
北関東 | 現状 | 企業 | 現状、新型コロナウイルスの影響も特段なく、事業を行うことができており、変わりない。 |
南関東 | 現状 | 企業 | 計画していた案件が全て中止になり、市の学校改修工事の案件も中止になってしまっている。今現在、動いてる現場はゼロである。 |
甲信越 | 現状 | 企業 | 新型コロナウイルスの影響で、資材の入荷も納入日程も不明で、発注者側も工事発注を自粛しているようである。 |
北陸 | 先行き | 企業 | 建設業界は、新型コロナウイルスの影響で非常にダメージを受けている。土木工事業についてはそれほどでもないが、発注の手控えなどがあり、景気が悪くなると考える。 |
近畿 | 現状 | 企業 | 新型コロナウイルスの感染を予防しながら、事業を継続しているが、対策の費用が膨れ上がっている。感染対策を行っても売上にはつながらないため、収益率の悪化が懸念される。 |
中国 | 先行き | 企業 | この先、新型コロナウイルスの間接的、直接的な影響は避けられない。現在細やかな営業活動ができていないので、1年半ないしは2年先には間違いなく受注が減少する。 |
四国 | 現状 | 企業 | 公共工事や民間工事共に、新型コロナウイルスの影響の度合いが分からない。 |
先行き | 企業 | 新型コロナウイルスの状況次第である。 | |
九州 | 現状 | その他 | 新型コロナウイルスの影響で景気は悪くなる一方である。全国では、工事の中止が多くなっている。当地では、工事中止はないが、同業者も不安を隠せない。当社から新型コロナウイルスを出さないように、マスクや消毒剤等の支給も実施しており、工事を止まることに懸念している。 |
沖縄 | 現状 | 企業 | 新築の契約は止まったままだが、リフォームの引き合い、契約が増えている。 |