国土交通省は、能力評価実施団体に対して職種ごとの処遇目標を2019年度内に設定するよう要請した。建設技能者の能力評価に対応した賃金の支払いを実現するため。
建設キャリアアップシステムを活用した建設技能者の能力評価制度は、各専門工事業団体などが務める能力評価実施団体が策定する能力評価基準を基に4段階のレベルを設定している。
登録基幹技能者制度があるすべての職種(35職種)で、今年度内に能力評価基準の申請手続きを完了させることが決定済み。
現在、国交相から認定されているのは11職種(▽鉄筋▽型枠▽機械土工▽左官▽内装仕上▽防水施工▽切断穿孔▽サッシ・カーテンウォール▽建築大工▽トンネル▽圧接)。
詳細:日刊建設通信新聞 2020年1月10日