厚生労働省と法務省が外国人技能実習生の就労環境改善のため監視強化。

1 悪質な仲介業者の排除 悪質な仲介業者を探り出し、母国の担当機関の業者リストから除外する。
2 協力覚書締結の徹底 中国と協力覚書(MOC)を締結する予定。これにより、実習生を送り出している主要15か国すべてと締結完了。
3 実習生の失踪対策 実習生の情報管理を厳格化する。事業種による届け出義務に在留カード番号も追加(9月に省令改正、2020年施行の予定)。
4 悪質な事業主の対策 事業所の監視を担当する外国人技能実習機構(東京・港)の調査機能を拡充。
・調査要員の増員
・外国語能力、専門知識の拡充
・予算増額

詳細:日本経済新聞 2019年8月8日朝刊