建設キャリアアップシステムは2023年度(令和5年度)に完全実施を目指して推進されています。建設事業者向けリーフレットにも、そのことが記載されています。“完全実施”とは、公共工事だけでなく、民間工事についても、建設キャリアアップシステムを適用しよう、という意味です。
近い将来、民間工事で建設キャリアアップシステムの対応が必須になると、導入が遅れている企業は、民間工事の下請けになれない、という事態に直面するかもしれません。導入するか、しないか、ではなく、いつ導入するか、という問題に変わりつつあります。
当事務所も、CCUS登録行政書士として建設キャリアアップシステムの登録支援をしています。
技能者の登録が面倒、添付ファイルがうまく作成できないなど、お悩みの場合はご相談ください。
建設産業における中長期的な担い手の確保・育成を図るためには、技能労働者がキャリアパスや処遇について将来の見通しを持ちながら、働きがいや希望をもって働くことができる環境を構築するとともに、ダンピング受注が起こりにくい市場構造を構築し、業界全体として人材への投資や賃金設定が適切に行われる好循環を生み出すことが重要である。
このため、担い手の技能・経験の見える化や適正な能力評価を業界横断的に進めるための建設キャリアアップシステム(CCUS)について、建設産業の持続的な発展のための業界共通の制度インフラとして普及を促進し、令和5年度からの建設業退職金共済制度のCCUS活用への完全移行とそれに連動したあらゆる工事におけるCCUS完全実施を目指す。(国土交通白書令和3年版273ページ)
このため、担い手の技能・経験の見える化や適正な能力評価を業界横断的に進めるための建設キャリアアップシステム(CCUS)について、建設産業の持続的な発展のための業界共通の制度インフラとして普及を促進し、令和5年度からの建設業退職金共済制度のCCUS活用への完全移行とそれに連動したあらゆる工事におけるCCUS完全実施を目指す。(国土交通白書令和3年版273ページ)
建設キャリアアップシステム普及・活用に向けた官民施策パッケージ(令和2年3月)
建設キャリアアップシステム運営協議会 第9回総会(令和4年3月30日)資料より
<最終更新日:2023年6月4日>